「幸せ」は自分の「○○」に関係している。

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「仕事辞めたい・・・」

 

22時、仕事終わりの帰り道。

会社から駅までの道を歩きながら僕は、今日もまた思った。

これは僕が会社員として働いていた時の

ある日の気持ち。

 

ある日というか、

会社員生活の後半はずっと思ってました。

 

仕事のストレスによる心労が激しく

心身共にボロボロの日々。

 

休日も家のソファーで横になりながら、

「あと、半日で仕事か・・・」

と、仕事のことが頭から離れなくて、まったく心から休まる日がありませんでした。

 

おまけにどんなに休んでも疲れがとれない身体。

肩こりと全身の疲労感にはとても悩まされました。

 

毎週のようにマッサージに通ってましたが

回復は一時的なもので、仕事に行けば、すぐに疲労や肩こりは元通り。

 

でもそれだけ苦しくて辛くても

どうしても仕事を辞めることは出来なかったんです。

「辞めても次の仕事が見つかるか不安・・・」

「そもそも自分を雇ってくれる会社なんてあるのだろうか?」

「もし次も上手くいかなかったら・・・」

「失敗を考えたら、今のままの方がマシかも・・・」

こんな不安に苛まれて

仕事を辞める決断をすることが出来ませんでした。

 

それでも今が幸せだとは到底思えず、

これがあと何十年も続くのかと考えると気持ちが滅入りました・・・

 

「辞めたい」「辞めることができない」

相反する2つの感情がぶつかり合い、結局は何にも出来ず、

僕はその状況を変えることは出来ませんでした。

 

結果、僕は抑うつとなり、休職を余儀なくされます。

*******

心理学のある研究結果では、「私が決めた!」という「人生を自分でコントロールできている感覚」と幸福度は比例すると言われています。

この自分で決定できる感覚を「自己決定感」と呼びます。

いま思えば、当時の僕は自己決定感が異常に低かったと思います。

 

「仕事を辞める」決断ができず、苦しいと思いながらも惰性で続けていたこと。

心身の疲労もありますが、何にもやる気がでず、youtubeを見ながらゴロゴロと毎日をダラダラと過ごし「今日も何も出来なかった」と後悔していたこと。

 

自分の人生を生きておらず、

ただただ惰性で仕事のための苦しい人生になっていました。

 

あなたは今「幸せ」ですか?

 

もし毎日が苦しいと思うなら

自分の人生を生きていないのかもしれません。

 

でも落ち込まなくても大丈夫です。

 

休職までして人生のドン底まで落ちた僕でも

今は、あれだけ辞められなかった会社も辞めて、独立して生きています。

 

これは僕自身が自己決定感を高めた結果。

自己決定感は何歳からでも高めることが出来ます。

 

今はまだまだ道半ばではありますが、

マイナスだった幸福度は、当時とは比べものにならないくらいプラスになっています。

 

******

自己決定感を高める方法。

まずは小さな事でも自分で決めるようにしましょう。

 

例えば休日の過ごし方。

 

実は「ダラダラ過ごした1日」でも

 

「ただなんとく1日中、ダラダラ過ごした」場合と

「今日はダラダラしよう」と決めた場合とでは、

 

後者の「ダラダラしよう」と決めた方が

充実感、幸福感が高いと研究結果があります。

 

こういった小さな決断の積み重ねが

自己決定感の回復につながります。

 

他にも

・なんでもいいやと思わず、自分の意志を示す。

・時間の使い方を見直す。「○○をする」と決めて過ごす。

こんなことがあるかと思います。

 

高い自己決定感は自分で問題を解決し、

折れない心でやる気をもって生きることに繋がります。

 

いまの状況が辛く幸せではないなら、

ぜひ、自己決定感を意識してみてください。

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