「仕事辞めたい・・・」
22時、仕事終わりの帰り道。
会社から駅までの道を歩きながら僕は、今日もまた思った。
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これは僕が会社員として働いていた時の
ある日の気持ち。
ある日というか、
会社員生活の後半はずっと思ってました。
仕事のストレスによる心労が激しく
心身共にボロボロの日々。
休日も家のソファーで横になりながら、
「あと、半日で仕事か・・・」
と、仕事のことが頭から離れなくて、まったく心から休まる日がありませんでした。
おまけにどんなに休んでも疲れがとれない身体。
肩こりと全身の疲労感にはとても悩まされました。
毎週のようにマッサージに通ってましたが
回復は一時的なもので、仕事に行けば、すぐに疲労や肩こりは元通り。
でもそれだけ苦しくて辛くても
どうしても仕事を辞めることは出来なかったんです。
「辞めても次の仕事が見つかるか不安・・・」
「そもそも自分を雇ってくれる会社なんてあるのだろうか?」
「もし次も上手くいかなかったら・・・」
「失敗を考えたら、今のままの方がマシかも・・・」
こんな不安に苛まれて
仕事を辞める決断をすることが出来ませんでした。
それでも今が幸せだとは到底思えず、
これがあと何十年も続くのかと考えると気持ちが滅入りました・・・
「辞めたい」「辞めることができない」
相反する2つの感情がぶつかり合い、結局は何にも出来ず、
僕はその状況を変えることは出来ませんでした。
結果、僕は抑うつとなり、休職を余儀なくされます。
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心理学のある研究結果では、「私が決めた!」という「人生を自分でコントロールできている感覚」と幸福度は比例すると言われています。
この自分で決定できる感覚を「自己決定感」と呼びます。
いま思えば、当時の僕は自己決定感が異常に低かったと思います。
「仕事を辞める」決断ができず、苦しいと思いながらも惰性で続けていたこと。
心身の疲労もありますが、何にもやる気がでず、youtubeを見ながらゴロゴロと毎日をダラダラと過ごし「今日も何も出来なかった」と後悔していたこと。
自分の人生を生きておらず、
ただただ惰性で仕事のための苦しい人生になっていました。
あなたは今「幸せ」ですか?
もし毎日が苦しいと思うなら
自分の人生を生きていないのかもしれません。
でも落ち込まなくても大丈夫です。
休職までして人生のドン底まで落ちた僕でも
今は、あれだけ辞められなかった会社も辞めて、独立して生きています。
これは僕自身が自己決定感を高めた結果。
自己決定感は何歳からでも高めることが出来ます。
今はまだまだ道半ばではありますが、
マイナスだった幸福度は、当時とは比べものにならないくらいプラスになっています。
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自己決定感を高める方法。
まずは小さな事でも自分で決めるようにしましょう。
例えば休日の過ごし方。
実は「ダラダラ過ごした1日」でも
「ただなんとく1日中、ダラダラ過ごした」場合と
「今日はダラダラしよう」と決めた場合とでは、
後者の「ダラダラしよう」と決めた方が
充実感、幸福感が高いと研究結果があります。
こういった小さな決断の積み重ねが
自己決定感の回復につながります。
他にも
・なんでもいいやと思わず、自分の意志を示す。
・時間の使い方を見直す。「○○をする」と決めて過ごす。
こんなことがあるかと思います。
高い自己決定感は自分で問題を解決し、
折れない心でやる気をもって生きることに繋がります。
いまの状況が辛く幸せではないなら、
ぜひ、自己決定感を意識してみてください。
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