【難】が無い人生は【無難】な人生。【難】が有る人生は【有り難い】人生

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僕は会社員のとき、

仕事のストレスで休職したことがある。

 

心身共に辛くて、

とにかく休みたいって気持ちもあったけど、

「世間的には休職は汚点かなぁ・・・」と考えると人生が終わったような気がして、とても不安だった。

 

そして当時、休職したことを、周りに言うことができなかった。

 

勝手な思い込みだけど、

「えっ大丈夫なの?」と過度な心配や、

腫れ物に触れるような扱いをされるような気がして。

 

どうしても自己開示することができなくて、

休職してしばらくは、友達にも言えなかったし、自分の親にすら言えなかった。

 

そのくらい「休職」に対して、

恥ずかしさや劣等感、人生の汚点のように感じていた。

 

*****

でもさ、今だから思うけど、

そんな時期があっても良いじゃないかと。

 

世間では、特に日本では働き続けることが美学のような風潮はあるけど、それで身体を壊したり、それこそ命を落とすようなことがあれば元も子もない。

 

当時の僕だってなんども「死にたい」って思って頭を抱えていた。

 

「そんなのただの甘えだ!」

「根性がないだけだ!」

「メンタルが弱い!」

 

とか言う人はいそうだけど、

(実際、僕も遠回しにそんなことを言われた。)

そんなこと真に受けなくて良い。

 

当事者じゃないと本当の気持ちなんてわからないのだから。

 

機械がメンテナンスするのと同じように

人間だって長い人生の中で1~2年の調整があってもバチは当たらないよ。

 

だから僕は休職を「人生の充電期間」と思うようにした。

 

むしろこういう経験したことで、

同じように悩んでいる方が僕に頼ってくれるようにもなった。

 

休職した経験は

僕にとっては大事な経験だと思えるようになった。

 

******

休職にかぎらず、人生の中で「困難」にぶつかることは誰しもある。

 

辛くて、苦しい、

そう思うことも沢山あると思う。

(僕も休職の時は本当に辛かった)

 

でもその困難が

誰かの役に立つことだって、

今後の自分の人生に活きることだってきっとある。

 

【難】が無い人生は【無難】な人生。【難】が有る人生は【有り難い】人生
【斉藤里恵(筆談ホステス)】

 

困難を自分の中でどう意味づけするか。

自分の意味づけ次第で、この先の人生も変わると僕は思う。

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