「自分の意見が言えない」ことに悩んだ僕が、その悩みを解決した話。

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 僕は小さい頃から

「自分の意見が言えない」

 このことで悩んでいた。

 

 例えば、学校でも

手を挙げて発言することは絶対にしなかったし

先生に指されることも本当に嫌だった。

 

「間違ったこと言ってたらどうしよう」

「変なこと言ってないかなぁ」

  

そんな心配が頭をよぎり、発言することが大嫌いだった。

 

母親に怒られた時や、恋人と喧嘩しても同じ。

 「何か言いなさいよ!」

と責められても声に出すことが出来ない。

 

心の中で思うことはあるのだけど

「もっと怒らせてしまうかも・・・」

こんな考えが頭をよぎり、どうしても話すことが出来ない。

 

声に出そうと思っても、声が出ない。

頭の中では、話している自分がいるのに、それが現実にならない。

どうしても話すことが出来ないんだ。

 

結果的に、ずっと黙っているように見え

相手をもっと怒らせるという最悪な流れをいつも作っていた。

 

そんな自分が本当に嫌で

積極的に発言する人を見ると

 「すごいなぁ、なんでそんなことできるんだろう」

 と尊敬のまなざしで見ていたっけ。 

 

その対比で自分の不甲斐なさを感じて

ずっと悩んでいた。

 

こんな風に悩んでいた僕だけど

その考えを一変させる、ある出来事が起こる。

 

それは大学4年生の時の就活試験。

その試験はグループディスカッションだった。

 

 「うわ~、超苦手なやつ・・・」って内心、ビクビクしていた。

 

30分のディスカッションが終了。

その時の試験は、試験官の方から一人一人にフィードバックがあった。

 

自ら発言することができなかった僕は

「この試験、ダメだったかも・・・」と思い

何を言われるのかドキドキしていた。

 

ところが試験官の方からのフィードバックは

 意外なものだった。

 

 「花田さんは客観的に物事を捉えることが上手い。議論の論点が外れそうになった時も、的確な発言でうまく話を戻していた。また他者の意見をまとめあげるのも上手でした。」

 

 

えっ?

 

 

本気でそう思った。

 

自ら発言するのが苦手で

自分の意見を言うこともできない

そんな僕なのに。

 

・客観的に物事を捉えることが上手い。

・脱線しそうな話を戻すのが上手い。

・他者の意見をまとめることができる。

 

自分にそんなことが出来るんだって

初めて気づいた。

 

 当時は「ありがとうございます!」程度にしか思っていなかったものの、 鬱になって仕事を休職し、自己分析をしていた時に、この話をふと思い出した。

 

僕は「自分の意見を言うこと」はとても苦手だ。短所だ。

でも自分の意見に固執しないからこそ、周りの話を冷静に聞き、客観的に捉え、論点を戻したり、まとめたりすることができる。これは僕の長所なんだ。

 

この時、初めて

「自分の意見を言うことが出来ない」けれど

「周りを話を聞き、意見をまとめることができる」と自分を受け入れることが出来た。

 

それでいいじゃないかと。

 

ストレングスファインダーの資質で言うと

これは「調和性」の特性。(僕は調和性が1)

 

調和性は場の空気を重んじ

それが強く出すぎると自分の意見を言いづらい傾向にある。

 

反対に、どうすれば納得する形で、皆が合意出来るかを常に考えているので、その場を客観的にとらえて、意見をまとめあげることができる。

 

僕が「自分の意見を言えない」ことを悩んでいたように

あなたにも「~できない」ことで悩んでいないだろうか?

 

「何か」ができない代わり、別の「何か」がきっとできる。

長所と短所は表裏一体。

 

短所の裏側には、必ず長所が隠れている。

あなたの悩みも、必ず良い面がある。

 

 ぜひ、自己分析をして

あなたの良い面、探してみてください。

 

良い面を見いだせれば

悩むことはきっとなくなるから。

 

もし一人で探すのが難しいなら

僕も一緒にお手伝いますよ。

 

 

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