会社員時代、圧倒的な存在感を持つ上司がいました。
柔軟な思考と頭の回転の速さが凄まじく会社の中でも異彩を放っていて。
人を惹きつけるカリスマ性があったんですよね。
一時期、その方が僕の直属の上司だったんですが、「僕は上司のようにはなれないなぁ」と思っていました。
性格も真反対だったし、真似をしてみるも、自分には合わず、心は苦しくなる一方。
その上司に憧れるも、出来ない自分を責めていたんです。
でもあるとき、お客さんからこんな風に言われたことがありました。
「花田さんは仕事が丁寧だし、 責任感もあってやり遂げるから良いよね。安心して任せられるよ。」
人から言われたことで
「上司とは違うけど、僕には僕の魅力があるんだ」
ということに初めて気づきました。
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僕には上司のような
人を強く惹きつけるカリスマ性はない。
でも
・仕事を丁寧に進める
・責任感の強さでやり遂げる
こういったことで
周りから安心感や信頼を得ることができる。
出来ないことを無理してやるよりも、自分の持っているモノを磨けばいい。
それでいいんだ。
他人に憧れる必要はないんだ。
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あなたは圧倒的な魅力を放つ人に憧れ、
その差の大きさに、押しつぶされていませんか?
でもね、憧れる必要はないんですよ。
僕が人から言われて気づいたように
その人が持っていない”あなたの魅力”があるはずだから。
それに気づけば、その人に負けないくらい、
魅力的な人にきっとなれる。
大事なのは、他人に目を向けることでなく
自分に目を向けること。
自分を知ることから始めて欲しい。
自分の良いところに気づくことができれば
ありのままの自分を認めることができ、
その苦しさから抜け出すことが出来るのだから。
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