自分の短所こそ誇るべき長所

スポンサーリンク

僕は自分の「慎重」な性格が嫌いでした。

即決できなくて決断は先送り。

 

自分の直感に自信が持てなくて

あーでも、こーでもないって時間をかけて、

たくさん確認しながら亀の歩みで物事を決めていました。

 

「いいかげん決めろよ」

 

と会社員時代に怒られたこともあります。

 

とはいえ、自分の中で

「これでOK」ってレベルにならないと納得して動けないのです。

*****

会社員だった頃、

長く一緒に仕事していた僕の上司は

メチャクチャ仕事の出来る人でした。

 

スピードも速くて

自信をもってサクサク決断し

圧倒的な成果を出している上司。

 

その上司と自分を比較して

「なんで上司にみたいに動けないんだろ・・・」

と自分を責めていたこと時期もありました。

 

でもある時、

上司から驚きの一言を言われたんです。

 

「お前が大事なところでしっかりブレーキをかけてくれるから、俺は全力で動くことが出来る」

 

僕があんなに嫌だった「慎重」な性格を上司は評価してくれていた。

僕にとっては衝撃でした。

 

当時は驚きと嬉しさでいっぱいで

それ以上のことを考えてはいなかったのですが、今だからこそ、わかることがあります。

 

自分の短所は見方を変えてあげれば、

それは長所にもなるということ。

 

僕が短所だと思っていた慎重さも

上司から見たら立派な長所でした。

 

そして自分が短所だと思っているだけで

自分の過去を掘り返せば、その短所は必ず自分の人生の中で活かされています。

 

過去を振り返る、つまり「自己分析」をしたことで

僕の慎重な性格は、色んなところで役に立っていることに気づきました。

 

失敗しないよう徹底的に準備をしたり、

何かあっても立て直せるように対策を考えたり。

 

この慎重な性格があったからこそ

今までの成功体験があったんだと。

 

そう気づいたとき、

僕は「慎重」な性格を好きになることが出来ました。

******

短所と長所は表裏一体。

 

自分の短所は見方を変えれば

必ず長所になります。

 

自分の過去の経験と絡めて

自分の中で腑に落ちる形でそれに気づくことができれば、ありのままの自分を認めることが出来る。

 

そしたらね、ずっと生きやすくなるんですよ。

劣等感で悩むことが確実に減ります。

 

あなたにも悩みの短所はありませんか?

落ち込む必要はありません。

 

自分の短所こそ誇るべき長所なのだから。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です