「意外と人間は悪いところは自覚しているのだが、自分のいいところに気づいていない」
【宮崎正裕】
剣道競技史上最高の戦績を残し、
「平成の剣豪」
「剣道界の鉄人」
「努力の天才剣士」
と呼ばれた剣道家、宮崎正裕さんの言葉。
この言葉を聞き、振り返ると
昔の僕もその1人だったと思います。
会社員だったとき、
仕事ができる上司がいました。
お客さんからも信頼され
バンバン仕事を取ってくる人。
僕とは性格や考え方が真逆で、尊敬しつつも、「この人みたいにはなれないなぁ」と半ば諦めていました。
でも当時のお客さんから、こんな一言を言われたんです。
「お互いを補完し合う良いコンビですよね」
僕は上司のスゴい部分ばかり見て、
それが出来ない自分に嫌気が指していました。
でもお客さんからの一言で
その逆もあることに気づかされました。
上司が出来ないことが
僕には出来るということ。
まさしく悪いところだけ自覚して
良いところに全く気づいていない状態でした。
自分の良いところって
自分では当たり前に出来てしまうことだから
なかなか気づくことが出来ない。
でもね、他人が「すごいね」って言うような
良いところは誰にだってあるんです。
僕はお客さんの一言から、
そのことに気づくことが出来ました。
自分の悪いところばかり見て、
自己否定していませんか?
自分の良いところに気づけば自己否定することは無くなり、もっと楽に生きることができます。
自分の良いところ、ぜひ探してみてくださいね。
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