ストレングスファインダーの資質の1つである「慎重さ」。
この資質を上位に持つ方は、こんな風に考えたことはないですか?
・即行動できないことが当たっていてショック。
・パッとしないし、もっとカッコいい資質が良かった、、、
僕の肌感覚として、慎重さを上位に持つ人は、慎重さをネガティブに捉える人がかなり多い。
正直、僕もその一人でした。
ストレングスファインダーの診断結果で、慎重さが5位と出た時には「やっぱりな。」と悲しくなりました。
でも今は違います。いま僕が一番好きな資質は慎重さです。
過去の成功体験を振り返り、僕の成功には慎重さが欠かせないことに気づいたからです。
・安定感あるよね。
・安心して任せられる。
仕事をしていると周りからこんなことを良く言われます。これは慎重さが発揮された結果だと僕は考えています。
慎重さの資質は「実行力」の資質。
うまく使えれば物事を淡々と進めて成功に導き、周りからの信頼も築くことができる素晴らしい資質です。
だから慎重さの資質を上位に持つ人は、それをネガティブに捉えず、もっと誇って欲しい。
「慎重さ」に対するイメージを変えたい、そんな想いから、この記事では「どうやって僕が慎重さの資質を好きになったのか」「誇れるようになったのか」をまとめたいと思います。
あなたの慎重さのイメージを変える助けになれば幸いです。
慎重さは「ブレーキ」ではない
僕が慎重さをネガティブに捉えていた理由は、慎重さを「ブレーキ」のように捉えていたんですよね。
思いついたら即行動できる人もいるのに、どうしても不安になり、すぐに行動が出来ない・・・心のブレーキをかけてしまうんです。
こんな自分が嫌で嫌でしょうがなかった。
でも自己理解のために過去の成功体験を振り返っていると、あることに気づきました。
自己理解のために、過去の成功体験を洗い出していたら『慎重さ』が重要な役割を果たしていることに気づいた。
『このままじゃダメだ!』と不安になり、早めに行動に移していたのは『慎重さ』が活かされていたんだ!
『慎重さ』ってネガティブイメージが強かったんだけど、少し好きになれました😊
— 花ちゃん/『才能』を仕事にした人 (@blumefeld111) 2018年6月13日
気づいたのは「不安になることで早めに準備をする、これも1つの行動だ!」ということ。
一見、ブレーキのように感じていたことは、フルスロットルでアクセルを踏むための準備だったんです。
この準備があるからこそ、余裕をもって行動ができ、成功に導くことができる。
だから慎重さの資質はブレーキではない。一気に加速するための「ため」のようなものなんです。
これに気づいてから、僕の中で慎重さのイメージがポジティブなものに変わってきました。
慎重さは人との信頼を築くこともできる
また慎重さの資質は、丁寧な仕事ぶりが人との信頼を築くことにも繋がります。僕がそれに気づいたエピソードを紹介します。
以前、僕がワークショップを主催したときのお話。
ワークショップを成功させるために、考えられるリスクを想定して僕は準備を行っていました。
その1つが参加者への情報の事前アナウンス。
ワークショップに関する情報は、申し込みの段階で参加者へは伝えておりましたが、ワークショップの3日前にリマインドの意味も込めて再度、情報のアナウンスを行ったんですよね。
アナウンス(リマインド)の具体的な内容は、
・当日の開始時間・終了時間
・当日の持ち物、準備して欲しいこと
・ワークショップ会場の情報(住所、地図、入り方)
⇒地図には道順を示したり、会場入り口の写真も添付
・当日のワークショップの進め方
⇒行うワーク数や休憩時間について
・会場にある設備について (Wifi、トイレ等)
参加者が当日に迷わずに会場に来てくれること、少しでも不安をなくしてもらうこと、こんなことを目的に僕は事前アナウンスを行いました。
これはワークショップを成功させるための準備の1つであり、慎重さから来ている行動です。
僕としては当たり前の行動だったのですが、
・丁寧でありがたい!
・用意周到で安心する!
と、感謝の言葉を頂いたんですよね。
このときに「慎重さの資質は物事を進めるだけでなく、周囲へ安心感を与えて信頼を築くこともできるんだ!」と気づいたんです。
思えば過去に仕事でも
・安定感あるよね。
・安心して任せられる。
こんな風に言われていました。
これも慎重さによって、信頼を積み重ねた結果なんだと思います。
慎重さの資質は、ブレーキではなく一気に加速するための「ため」であり、人との信頼を築くことができる。
この考えにいきついて、慎重さを誇れるようになったんです。
慎重さの資質を誇って欲しい
改めて、僕が気づいた慎重さの良さをまとめます。
・慎重さは「ブレーキ」ではない。加速するための「ため」である。
・慎重さは周囲に安心感を与え、信頼を築くこともできる。
慎重さの資質は「実行力」の資質。
うまく使えれば物事を淡々と進めて成功に導き、周りからの信頼も築くことができる素晴らしい資質です。
だから慎重さをネガティブに捉えずに、ぜひ誇って欲しい。
この記事を通して、慎重さのイメージが変わってくれれば幸いです。
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慎重さの特徴と活かし方については「自分コンパス」に寄稿しております。こちらもご参考にどうぞ。
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