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およそ惨めなものは、
将来のことを不安に思って、
不幸にならない前に
不幸になっている心です。
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セネカ(古代ローマの政治家・哲学者・思想家・詩人)
セネカのこの言葉を知ったとき
僕は過去の自分を思い出した。
2~3年前の僕は、
システムエンジニアの仕事が
うまくいかず不安を抱えていた。
・膨大なタスク量で終わらない仕事
・加えて顧客からの無茶な依頼
・出来ていないことに関して上司から叱責
それらが引き金となり、
僕は全ての自信を失っていた。
僕の自己肯定感は超低空飛行。
ここからもこんな状況がずっと続くと考えると
気分が悪くなり、何度も「死にたい」と思う日々。
自信を失っていた僕には
いまの会社を辞めて転職するなんてことは
出来ないと決めつけていた。
未来が「不幸」になる前に
心が先に「不幸」になっていた。
でも思えば、それは当時の僕が
勝手に決めつけていた妄想だ。
転職活動だって始めてもないのに
「絶対に出来ない」と思い込んでいた。
今だからわかることが1つある。
人生は自分の選択次第だということ。
「出来る」「出来ない」の前に
まずは「やる」か「やらない」か。
「やらない」のなら、
現状が変わることは絶対にない。
「やる」と決めたとき、
初めて状況が動き始める。
選択をするのは他の誰でもない「自分」だ。
選択の積み重ねの結果、人生は創られていく。
セネカのこの言葉は過去の自分を思い出させ、
「人生は自分の選択次第」ということを再確認させてくれた。
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